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第74回トニー賞授賞式 | ステージ

ジャグド・リトル・ピル「IRONIC」「ALL I REALLY WANT」パフォーマンス

第74回トニー賞復活前夜祭スペシャル ~Welcome to ミュージカルラウンジ!~

2020年のコロナ禍によるブロードウェイの閉鎖による、2021年春から秋の再開まで密着ドキュメンタリー。

動き、ダンス、重さ

ダンスをちゃんと習いだしたのは18歳の時ですが、3歳の頃から割り箸にケーキのリボンを付けて踊ってました。15年以上色んなスタジオや大学でワークショップやレッスンを日本とアメリカ両国で教えてきました。バレエ、ジャズ、モダン、コンテ、シアターなど種類も様々です。アメリカの大学でクラシックバレエとモダンを学んだり、振り付けの機会をもらったり、仕事を通して演劇、歌、ポワントに死ぬ気でカブりついていったり。。。個人的に学ぶ環境は様々で、ニューヨークではプライベートで演劇と歌を学びました。ヨガ、ピラティス、フェルデンクライス、アレクサンダーテクニックにも深入りしました。ここ数年は、野口体操についての研究を進めています。

踊るにしても、教えるにしても、どうやったら芸術 (ダンス、歌、演劇、なんでもいいんですが) を学ぶ環境を整えていけるのかな?と疑問に思います。今まで、一般的に言う上から物を言われて、それを鵜呑みにするというのではなく、個人個人がどういう風にして何をしたいのかを重心に会話を通してやっていくことはできないんでしょうか?もちろん伝統的な子弟関係というものに大切なところは沢山あります。でも、インターネット時代でそういう関係が少なくなって、その大切さもどんどん失われていくのは目に見えています。エンターテインメントはアメリカが一番、男はこう女はこう、痩せてないといけない、などという概念に囚われない生き方や教育のあり方を探っています。トランスジェンダーMTFの人間として、できるだけ境界線が薄くて誰でも取り組める創作空間作りを心がけています。

大学の個人研究で、教育学を心から見直すパウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」、ベル・フックス「Teaching to Transgress」、ジョン・デューイ「経験と教育」などの著作に触れ、はっきりとした答えのないところで、難しい部分もありますが、ボチボチやっていっています。

マインドフルネス

マインドフルネス瞑想というのは心身で何が起こってるのかを理解していくという過程なんです。チーンと静かに座ってるのだけが瞑想というわけでもないんです。もちろん色々なやり方・伝統もあるので、それはそれで全然いいんですが、私が教わった昔から伝えられてきた方法はストレス低減や能力向上のためではありません。瞑想という言葉の意味は元々「耕す・育む」っていう意味で、何を育むのかというと、いい心の姿勢、あり方を育んでいきます。いいっていうのは良し悪しの話ではなく、生きていくのに役立つっていう事で。それは、優しさ、思いやり、感謝の気持ち、気づかい、自信、バランスの取れた頑張り、安定性、理解力などです。

個人的にはミャンマーでお坊さんになったり、1か月のサイレント・リトリートをしたり。基本的にテラワーダ仏教、初期仏教やパーリ語を学んだり、マハーシ式のヴィパッサナー瞑想をVipassana Hawaiiの先生方から学んでいます。敷居が高そうな感じですが、あまり凝り固まったやり方ではなく、日常生活、人間関係などを通して取り組めるような、やんわりとした姿勢で、あんまり気張らなくてもできるよう実践、シェアしています。

アメリカではブロードウェイカンパニー、非営利団体、一般の会社でクラスを公開中。日本でもヨガスタジオやLGBTコミュニティでワークショップを帰国中又はオンラインでもしています。

学歴・経歴:ニューヨーク州立エンパイアステートカレッジで学士号 (舞踊・舞台芸術) 修得、米国ブラウン大学MBSR (マインドフルネスストレス低減法) 講師認定、比丘アナラヨの四念処(Satipaṭṭhānas)安那般那念(Ānāpānasati)コース修了、NVC(非暴力コミュニケーション)トレーニング参加、テキサス州 Abilene Christian大学でゲスト教諭就任、NYメンタルヘルスピアサポート専門員

マインドフルネス瞑想ガイド

誰にでもいつでもできるようなマインドフルネスの実践を心がけています。無理やりにリラックスしたり、ストレス低減を目的にするのではなく、まずはあまり固くならずに、自由にほっとできる感触を見つけてもらえればなと思います。そこから自然と生まれるリラックス感やスッキリ感はあると思うので、それはそれで。でもいつもなら、嫌やなと思うような事にも少しずつ繋がっていけるような土台を作っていく練習をしていければなと録音しました。(21分59秒)

マインドフルネスを通して色んな考え事、期待、感情と普段とは違う繋がりを育んでいきましょう。期待とかイライラとかが悪いというわけじゃなく、それを大切にしつつも「こうじゃないといけない」となる、ギュッとなっている部分をちょっとずつでも柔げていけるのかどうか。マインドフルネスをしたらリラックスできるとか、ストレスが減る。。。そういう期待もありつつ、それに囚われ過ぎずにマインドフルネスに取り組む姿勢をちょっとずつ見つけていけたらなと思います。(22分)

無理をしないマインドフルネス。マインドフルネスはリラックスをしてなければいけないとか、考え事をストップしたりとかっていうことではないです。もちろん、考え事も自然と湧いてくるし、リラックス感も出てくる時もあるんですが、良かれ悪かれ今起こっているに気を向けていきます。今起こってる事と言うと膨大で哲学的な感じするのですが、マインドフルネス の枠の中では、6つに分かれています。体の5感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)と心で6つ。心は考え、思い、感情、意識などなどです。その6つの感覚で何が起こってるのかっていうのを瞬間瞬間で簡単に優しくチェックしていってみてください。(25分52秒)

何かあればこちらから :-)